Making-005:おっぱい関連シーンの調整・自作方法/スタジオTips with HoneySelect2

 ハニーセレクト2(HoneySelect2/ハニセレ2)では、意外におっぱい関連のアニメが弱いです。乳揉みアニメの調整が困難だったり、前戯として当たり前の乳首舐め・吸いアニメが用意されていなかったりします。おっぱいは大きさや揺れがあるため、位置合わせが難しいためだと思いますが、リアリティという意味では困ってしまいます。実際のシーン作りでは色々工夫してやりくりしていますので、いくつかご説明します。

【おっぱい揉み時の手埋もれ回避調整】

しゃがみ胸もみ等の胸系基本アニメでは、位置調整は補助1ではなく、補助2の方を使います。しかしながら、巨乳の女キャラの場合は、どれだけうまく調整しても、どこかの指が胸に埋もれます。今回の場合、親指が埋もれていると思います。

補助2で調整後の状態。男の両手の親指が、女の胸に埋もれている。

そこで、まずはMaking-004で実践したように、男をコピーして手の位置を調整します。
これでだいぶ自然になりました。が、乳首が指の間に入ったり、指に隠れたりと、突起物にも関わらず、突起が無いような動きになっています。

男をコピーしNodes Constraintsで同期させて位置調整。だいぶ自然になったが…

ということで、さらに動きを合わせるため、男の手と女の胸をNodes Constraintsで同期させます。具体的には、乳首が見えるほどよい状態でアニメを止め(男キャラと女キャラを同時に選択して、「アニメコントローラー」ウインドウで「速度」を一気に0にすると、ブレなく止められます)、
  • 女のcf_J_Mune02_Rを親、男のcf_J_Hand_Rを子
  • 女のcf_J_Mune02_Lを親、男のcf_J_Hand_Lを子
とい2セットの同期を作ります。

完成系。乳首が指と指の間に無事に収まります。

【乳首吸いの自作】

Hのオーソドックス前戯である乳首吸いシーンを、基本アニメの組み合わせとNodes Constraintsで実現することができます。
具体例としては、女性を椅子に座らせて(胸が動いていないアニメなら何でも構いません)、男のアニメを「立ちクンニ」にして首の角度を上向きにし、女性の乳首と男性の口の位置を合わせた上で、NodesConstraintsで位置固定+アニメーション同期(男性の口MouthBase_trを親、女性の胸Mune02を子)します。すると、男の口が乳首を含んだまま(吸いついたまま)動いてくれます。

Nodes Constraintsで、男キャラの口と女キャラの胸を同期付けする。

上記はあくまで一例です。いろいろな基本アニメの組み合わせで実現できると思います。

【乳首舐めの自作】

続いて、乳首舐めシーンです。こちらも基本アニメにはありませんので、基本アニメの組み合わせとNodes Constraintsで実現します。

STEP1:女キャラを基本アニメ「立ちクンニ」、男キャラを基本アニメ「立ちキス」にし、男の顔を極力、女キャラの乳首に近づける。そして、男キャラの口に、アイテムのAnimated Tongue(modの追加が必要です)を親子付けする。Animated Tongueの位置は「X=0、Y=0、Z=0」、回転も「X=0、Y=0、Z=0」にまずしておいて、そこから調整してください。

Animated Tongueを男キャラの口に親子付けし、極力女キャラの乳首に近づける。

STEP2:ついで、男キャラをObjectCopyし、コピー側を非表示にし、全アニメーションを同期させ(「ReALL」ボタンが便利)、STEP3 NodeConstraintで、本体とコピーの位置調整したい上半身(なるべく多く)の動きをつなげます。非表示にしたコピーの方をParentに、表示している本体の方をChildにして紐づける必要があります。

STEP3:非表示側のコピーのキャラを、調整したい方向に動かします。ここでは、できるだけ屈ませて男性キャラの舌を女性キャラ乳首に接触させたいので、そちらの方向に動かして調整します。

STEP2とSTEP3まで終わったところ。だいぶそれらしいシーンになってきたが…

STEP4:このままでもよさそうですが、実は舌と乳首が衝突せず貫通しています。そのため、最後に、Animated TongueにDynamic Bone Colliderをつけてアニメ同期させ、乳首と舌の衝突を実現します。
STEP4まで完了。ここまでくると、舌が乳首の先に当たると、胸がプルプル揺れるようになります。

上記はあくまで一例です。いろいろな基本アニメの組み合わせで実現できると思います。

【乳房の壁・床への衝突判定追加】
基本アニメの「壁押し付けバック」を選択して窓近くに女性キャラを配置すると、たいていアニメーション時に乳房が窓を突き抜けてしまいます。そこで、窓に沿って乳房が左右に開くよう、複数のColliderを配置すると、よくある「窓に乳房が張り付く」タイプのシーンには「ならない」のですが(あれの再現は難しいです)、乳房が窓に沿って左右に開き、ちょっとリアルな動きに見えるようになります。
具体的には、Dynamic Capsule Colliderを縦長に整形して、窓に沿って4本ほど並べ、アニメーションで動く乳房がどれかのColliderに当たり窓を避けるようにします。
画像では1本しか見えませんが、実際は横に4本並んでいます。

上記は横向けの例でしたが、縦向け(「寝バック」などで、床を乳房が突き抜ける場合)でも同じ方法で破綻を回避できます。

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